【ビジネス研修】ミドルシニア向け「越境体験」を開催!

コワーキングスペースNOBを運営するEDGE HAUSには、千葉県柏市・我孫子市に隣接する天然の湖沼、手賀沼周辺の自然環境を活かした自然体験プログラムを、学校や企業向けの研修として企画・提供する「奥手賀ツーリズム」という事業部門があります。

今回は、去る2月に実施したNOBと奥手賀ツーリズムのコラボプログラム、ミドルシニア(45歳~55歳)向けビジネス研修「越境体験」トライアルの様子をご紹介いたします。

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人生100年時代。
終身雇用制度の見直しや定年の延長など、ミドルシニア層を取り巻く雇用環境は一変しています。
また、VUCAと言われる事業変化が早く、不確実性が高い時代においては、事業の外部環境が著しく変化していく一方で、1つの会社で働く期間が長くなることで、自分が保有しているスキルや経験を社内で活かしにくくなっていくというような状況が発生します。

こうした時代において、ミドルシニア層が「これからの自分のキャリアデザイン」を再構築し、豊かな第2の人生の選択の機会を得ることは、非常に大切なことと言えます。

そこで弊社では、日常とは異なる環境下で同世代と共にキャリア自律のきっかけとなるようなコミュニティ体験「越境体験」を協力企業さまと共にプログラム造成いたしました。


トライアルプログラムに複数の企業から参加された8名のミドルシニアのみなさん。
それぞれ柏駅に集合し、NOBへお連れした後はさっそく脳の準備運動「アイスブレイク」タイム。

今回はみさなんの「ふるさと」の地域活性化の取り組みについて、ご紹介いただきました。

アイスブレイクのあとは身支度を整え、タクシーで畑に向かいます。
柏市は車で10分も走ればのどかな田園風景に囲まれた手賀沼エリアに行くことが出来ます。

今回、農業体験でお世話になったのは我孫子市にあるベジLIFE!!さん。
商社勤めから一転、祖父母の跡を継ぎ、BtoCの新しい農業を目指す農園主の香取さんのもとで、キャリア転身のいきさつや地域農業の課題などのお話しを伺ったあと、こだわりの有機農業のお手伝いをしてきました。

有機農業には欠かせない「土づくり」。
香取さんの畑では、様々な微生物が土中に住めるよう、毎日の土づくりが欠かせません。
今回は原木しいたけの菌床や馬糞などを畑一面に均等になるように撒きました。
菌床はラグビーボールのように畑に放り投げますw
みなさん、慣れない土木?作業にひーひー言ってました♪

土づくりのあとは「紅心大根」の収穫作業のお手伝い。
収穫後、素早く根っこを包丁でき切り落とし、虫に食われていないかを確認します。

畑作業のあとは、NOBに戻ってきてワークショップ。
今回は「地域農業の課題を解決するアイデアを商品化しよう」というテーマで、参加者のみなさんに商品アイデアを考えていただきました。

このワークショップでは、まず初めに「風土に根差した食品づくり」を掲げ、地元農産物の加工商品をプロデュースし、地産地消を応援する(株)風土食房の坂巻代表に登場していただき、農作物の付加価値化や地域を巻き込んだ商品づくり、ファンづくりについてお話しをいただきました。

その後、坂巻代表とベジLIFE!!の香取さんにもご協力いただき、参加者のみなさんにアドバイスをいただきながら、商品づくりワークショップを進めていきました。

ふだんは流通部門や人事、営業などさまざまな部署でお仕事をされているみなさん。
それぞれの経験や知識を活かしてユニークなアイデアが生まれましたよ♪

千葉の特産品にフューチャーしたイベント企画や農家お助け会社の設立、大企業と農業をつなぐ人材派遣モデルなど、それぞれのチームが個性的で魅力的なアイデアを発表してくださいました。

研修会のあとはお楽しみの懇親会♪
NOBではお酒やお食事の手配も承っておりますので、こうした立食形式での懇親会のご利用がいただけます。
今回は柏駅東口にある「肉バル グラバー」さんのケータリングサービスを利用しました。

楽しい時間はあっという間に過ぎていき、同世代の「それぞれの事情」を肴に懇親会は大いに盛り上がりました。

今後EDGE HAUSでは「援農」の仕組みと組み合わせたサービスで、ミドルシニアのみなさんの継続的な社外交流やキャリア形成の機会をサポートできるコミュニティづくりを進めていく予定です。