こんにちは。Noblesseobligeの宮島です。
この度、いつもNobをご利用頂いている笠井木々路さんがご自身の著書を出版されました!
そこで緊急企画として、この場を借りてNOBスタッフ一同の祝意もこめて本のご紹介をさせて頂きます。
『モブなのにすごいことしちゃった!日本史の偉人たち』(朝日新聞出版、税別1,200円)では、タイトルの通り社会一般的にそれほど有名ではない日本史上の偉人たちを分かりやすい説明とユーモアあふれるイラストで紹介しています。
その対象は飛鳥時代から明治時代まで、合計70人!そのすべてについては書ききれませんので是非ご自身の目でお確かめください。
70人の中でも私のお気に入りは室町幕府の礎を築いた高師直と足利直義です。足利幕府初代将軍は言わずと知れた足利尊氏公、長寿寺殿ですが、高師直は足利家の執事と呼ばれる秘書官、足利直義は尊氏公の実弟です。鎌倉幕府と北条得宗家の滅亡まで、足利家は一致団結して事に当たるのですが、建武の新政によって後醍醐帝と反目し京を抑えてから文官を従える直義と武官の支持を集める師直は次第に対立。観応の擾乱という足利氏を二分する内乱に発展してしまいます。
鎌倉時代末期から南北朝時代にかけての歴史は一言で言ってしまえば分かりにくく、通常の歴史の授業の中でもなかなか扱われることはありません。しかし、魅力が詰まった時代でもあるのです。
この本ではこの二人はもちろんのこと他にも興味深い人々について、その時代背景も含めて非常に分かりやすく解説されています。
私は大学で歴史を学んでいますが、人が歴史にハマるきっかけは様々です。私は最近NHKオンデマンドで大河ドラマ「太平記」を視聴してから南北朝時代に興味を持ちました。最近は佐々木判官高氏という大名がお気に入り。
今回ご紹介させて頂いたこの『モブなのにすごいことしちゃった!日本史の偉人たち』は、歴史を好きになる、詳しく知りたくなるきっかけとして非常に有意義な本だと思います。少しでも興味があるという方、是非お手に取ってみてください。
NOBには笠井さん直筆サイン本を展示中です!お仕事の合間のひと時に長い歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
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